チューリップ・バブル3版のコンポーネントとルールブック

無事にゲームのコンポーネント(内容物)が各印刷会社さまから届きましたので、写真でご紹介します。ルールブックの奥付を見れば分かることなので公開しちゃいますが、箱とボードは萬印堂さま、カードとチップは世界印刷さまにご製作いただきました。この度は本当に本当にお世話になりました。心からお礼申し上げます!

チューリップ・バブル3版 箱
まずは箱から。デザインがちょっとだけ変わり、PP貼りになりました。このツルンとした質感がゲームに合うか不安でこれまでPP貼りにしてこなかったのですが、PP貼りにしたことでやはり手に持ったときや保管のときの安心感が格段にアップしました。PP貼りの特性でデータよりもほんの少し濃い目の色合いに仕上がった気がしますがとてもいい発色です。萬印堂さんの箱は光沢PP加工が標準になったようなので、今後作られる方にもPP貼りをオススメいたします。

チューリップ・バブル3版 カード
お次はカード。今回はエンボス加工になりました。この写真はエンボス感をお伝えするため光を強調して撮っていますが、文字の視認性にはまったく問題ないさりげないエンボスです。こちらも発色はほんの少し濃いめ。でも箱との統一感があるのでちょうど良かったです。

ちなみに世界印刷さんは1000部以上からの印刷になりますが、1000部も売れる自信がまったく無いし、とてもそんな予算も無いため、カード種類を減らして1000部ご製作いただき、それを必要部数のセットに手作業で組み直すことにしました。チューリップ・バブルは同じカードが2枚とか3枚とか必要なゲームなので。

そして必然的に一部のカードが余ってくるので、アップデートキットに有効活用しています。

チューリップ・バブル3版 カードのデザイン
カード表面のデザインはこんな感じ。右の「チューリップカード」は、右上と左上にチューリップのランクと品種番号が付きました。一応両利き対応になったはずです。

C1は「トライアンフ」、B2は「ユリ咲き」、というふうにランク+数字で品種が分かるようになったので、左の「マニアカード」もそれに合わせた表現に変わりました。なので実際の品種名はカードの下の方に下げ、一応こんな品種名なんだよ、という程度のフレーバーテキスト的存在に落ち着きました。

チューリップ・バブル3版 チップ
こちらはチップの購入権マーカー。コインとの差別化で四角形になりました。PP貼りです。ひとり3枚ずつになったので、ちょっとだけゲームがスピーディーになりました。こちらも1000部から組み直す都合で余りが出るため、アップデートキットに活用します。

チューリップ・バブル3版 コイン
コインもPP貼りです。1と5がちょっと小さくなりました。こちらは微々たる変更なのでアップデートキットに入れる必要が無いため、余りが出ないようご製作いただいています。

チューリップ・バブル3版 プレイ風景
新しいコンポーネントが揃ったのでプレイ中のイメージ写真も撮りました。遠目で見れば旧版とほとんど変わらないですね。ついたてはさらに別の印刷会社さんなのでまだ届いてません(発注が遅かっただけです…)

3版のルールブックはこちらからダウンロードしていただけます。事前にどんなルールか確認されたい方はどうぞ~。


※2016/12/15エラッタ対応済みです。

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